2009/08/06

読書感想文 宵山万華鏡/森見登美彦 著

つい先月出た宵山万華鏡について書く書く言ったはいいが
初めからじっくり読んでたら思いの他に時間食いそうなので
当たり障りのない感じのレビューでもまず書いてしまうことにした。

森見登美彦氏については氏のブログなりwikipediaなりを見てもらうのが早いので割愛。

舞台はやっぱり京都。やっぱりってなんやって思った人には氏のデビュー作の太陽の塔の文庫本をお勧めするのでこんな駄文読まんとすぐに買いに行くべし。420円とお安くなっとります。

ある宵山の夜を舞台にある姉妹の妹から始まって色んな人が色んな不思議に出会う・・・

簡潔に書きすぎて1行で終わってしもたわ。
第一章はバレエ教室に通う姉妹の妹の方が、その帰りに姉に引っ張られる形で不本意ながら宵山の喧騒に吸い込まれてしまうお話。
各章はそれぞれの主人公視点の「日常と宵山」の組になってるので構成が判りやすい。各章各人の不思議宵山を過ごし、その過程で別の章に出てきた人が章を跨いでちょこちょこと顔を出す。最終章は第一章の女の子の姉視点で宵山の夜。最後は妹と一緒に家路に着きその熱気から離れ日常に戻って終わり。うまいことエッセンスだけ抜き出そうと思ったが加減がわからないから足りないぐらいで堪忍やwwww
読み終わった後に自分も日常に戻るもよし。また初めから読み直してこの人ここに居ったんかとかを探すのもよし。万華鏡見たいに全6章を飽きるまでぐるぐるするのもまたよし。なむなむ。

話を読ませる上手さは流石のもの。テンポの良い文体なのもあってペロッと読めてしまうし、じっくり読んで前の話が抜けても読み切り感覚で大丈夫。
作中の宵山のカオスっぷりが中々のものだけど表紙も負けず劣らずのカオス。是非手にとって眺めてほしい。
お決まりの様に他作品からの出張人物が居るのでいきなりこれ薦めていいものか迷うとこだけど、章同士の絡まりあい多めの同氏他著からのクロスオーバーちょっとなので多分大丈夫やろwwww

この本が気に入ったら是非他の作品にも手を出して登美彦氏の財布を暖めるべし。
そいで出張元を見つけてこいつここで何しとんwwwと笑うべし。
次読むの進めるなら作中人物繋がりで「太陽の塔」と「夜は短し歩けよ乙女」がいいのかな。乙女の方は直接は出てこないけど。
ゲームも良いけどたまには活字もな!買うのがあれだったら図書館にgoや。多分置いてるやろwwwwww
無かったら司書に言うか購入要望出すべし。ちなみに森見登美彦氏は図書館勤務これ豆な。

ひっさびさにきもいぐらいの長文書いたわwwwwwwゲロ吐きそうwwwwwwwww
尼貼ったはいいけど本はやっぱり手にとって軽く読んで買うものやと思うので
表紙を目に焼き付けるだけでここで買わんでええからなwwまじでまじでwwwwwwww

<追記>
ちょこちょこ気に食わないとこ修正
日頃からちゃんと推敲しながら文書いてないからこうなる

 

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